白内障・眼底出血・ドライアイにも良い。
めずらしい貝掛温泉。

江戸時代より日本に3つの「目の温泉」として知られる温泉です。昭和初期までは、「貝掛の目薬」も生産され、一般に販売されていました。 やや、ぬるめのお湯(37℃)なので長温浴も可能です。(加熱42℃もあります)また、圧浴、浮力浴でリハビリ効果もあります。


泉質

ナトリウム・カルシウム

塩化物温泉・弱アルカリ性低張性温泉

無色透明・まろやか



効能

浮力・水圧・温泉質効果・白内障・眼底出血

ドライアイ・眼精疲労・火傷・切り傷・神経痛

腰痛・冷え性・五十肩・病後回復


◆ 温泉はなぜ体にいいのか

温泉は体の機能を正常な状態に戻そうとします。温泉には、失調状態にある体の機能を、なんとか正常な状態に戻そうとする働きがあります。これを温泉の正常化作用といいます。
温泉に入ると、温度や水圧はもちろん、鉄分など各種の無機塩類の含有成分が体を刺激します。この刺激により、調子の悪い体の機能は混乱し、あわてて元に戻ろうとするそうです。ただ、この時、体はついさっきまでの状態に戻ろうとするのではなく、本来の平衡状態や機能のあるべき正常な姿に戻ろうとするそうです。つまり、温泉が体の自然治癒力を喚起するわけです。
また、ぬるめの温泉は、体温に近いほど刺激が少なく、エネルギーも消耗しません。ぬるめの湯にじっくりつかり、温泉の成分を体一杯で吸いこみ、リラックスして入浴することで副交感神経が優位になり、精神的にもくつろげます。42℃以上の温泉は、交感神経が緊張して、一時的に血圧が上昇してしまします。目安は20〜30分「ぬる湯の長湯」です。

◆ 露天風呂

野趣あふれる岩造りの男女別露天風呂は、清流や木々の緑に囲まれ、まるで大自然に抱かれているような風情があります。
夜ともなると提灯が明るく灯り、いっそう温泉情緒を深めています。
晴れた日の夜は、空一面の星に包まれます。

昔の露天風呂はそのままに、男女別に熱い露天風呂があります。

◆ 「長湯」入浴法

昔から貝掛には「長湯」入浴法があり今も守られています。「長湯」とはぬるい風呂に長く入って(30分〜70分)上がり湯に熱い風呂にサッと入ってあたたまるというもの。 ぬるい風呂で体中に泡がついてきたら、あたたまり始めた合図で体中に温泉の吸い込み開始です。ぬる湯ならではの「長湯」を貝掛は、大切にしています。 湯上がりして、お部屋に戻る頃、ぬるい風呂が体を芯から温めていた事を感じていただけてると思います。

目の温泉(日本三大目の温泉の一つ)

“目を湯で洗う湯治”

「目の温泉」として広く知られるようになったのは江戸時代から。「第一眼病に善」と文献にもある。 無色透明で無臭の貝掛の湯はメタホウ酸を多く含み、(ホウ酸は眼科に行くと最初に目を洗う際に使います)長湯して体中につく泡の正体である炭酸により、体に吸収しやすくする働きがあるようです。 白内障と眼底出血の方が一ヶ月程湯治におこしになり、また最近は、パソコンで目を酷使する方、ドライアイの方にも愛される湯のようです。 貝掛温泉(源泉名)を一軒で使用しており、湯量も全国屈指の450ℓ〜650ℓ毎分なので湯船も清らか学者方の研究で新第三紀深成岩(越後湯沢温泉の成因)と新第三紀火山岩(瀬波・松之山温泉の成因)の両方合わさっ た泉質が、珍しい「目の温泉」を生み出して いるようです。 現代では、貝掛温泉の泉質と良く似た市販の目薬が販売されているのも不思議。 ただただ、自然が創り出した目薬の風呂に 驚きながら、毎日、恵みに感謝し風呂掃除を させていただいております。

◆正しい目の洗い方

一、ぬる湯の湯口から手のひらで湯をすくい、目を大きく開き、湯に浸します。

二、少し慣れたところで、まぶたを閉じて開いてを繰り返し。約1〜2分がオススメです!

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